約分とは?やり方とコツをやさしく解説
約分(やくぶん)とは何か、どうやるのかを小学生・保護者向けにやさしく解説。最大公約数を使った速いやり方や、約分し忘れを防ぐコツも紹介します。
約分(やくぶん)は、分数をいちばん簡単な形にすることです。テストで「答えは約分して」と言われることも多く、分数の学習で必ず出てくる大切な作業です。この記事では、約分の意味とやり方、速く正しく約分するコツを見ていきます。
約分とは?
約分とは、分数の分子(上の数)と分母(下の数)を同じ数で割って、より簡単な分数にすることです。大きさ(値)は変えずに、数だけを小さくします。たとえば 6/8 は、分子と分母を2で割ると 3/4 になります。6/8 も 3/4 も、表している大きさは同じです。
これ以上割れない形になったら約分は完了です。3/4 は 3 と 4 を同時に割れる数(1以外)がないので、これがいちばん簡単な形です。
最大公約数を使った速いやり方
1回ずつ割っていってもよいのですが、最大公約数(分子と分母の両方を割り切れる最大の数)で一気に割ると速く終わります。たとえば 18/24 なら、18 と 24 の最大公約数は 6。分子と分母を6で割ると 3/4 になり、一度で最も簡単な形にできます。
最大公約数がすぐに分からないときは、2、3、5 … と小さい数から順に割れるだけ割っていけば、最後には同じ答えにたどり着きます。
つまずきやすいところ
よくある間違いは、途中で約分をやめてしまうことです。たとえば 12/18 を2で割って 6/9 にしただけで止めると不正解になることがあります。6/9 はさらに3で割れて 2/3 になります。もう割れないかを最後に必ず確認しましょう。
もう1つは、分子か分母のどちらか一方だけを割ってしまう間違いです。約分は必ず上下を同じ数で割ります。
つながる単元・ツール
約分で使う最大公約数は、最大公約数・最小公倍数ツールで確かめられます。まず自分で約分してから、分数計算ツールで途中式つきの答えと見くらべると、どこで止めればよいかがよく分かります。