小学生がつまずきやすい分数のミス集
分数の計算でよくある間違いを、通分・約分・帯分数・かけ算わり算の場面ごとにまとめました。原因と直し方をやさしく解説します。
分数の計算は、まちがえるポイントがだいたい決まっています。よくあるミスを知っておけば、同じところでつまずくのを防げます。この記事では、代表的な分数のミスと、その直し方をまとめました。
ミス1:通分をせずに足してしまう
分母がちがうのに、そのまま分子どうし・分母どうしを足してしまうミスです。1/2 + 1/3 を 2/5 としてしまうのがその例です。正しくは、分母を最小公倍数の6にそろえて 3/6 + 2/6 = 5/6 です。たし算・ひき算では、まず通分することを忘れないようにしましょう。
ミス2:約分をし忘れる・途中でやめる
答えを出したのに約分をせず、いちばん簡単な形にしていないミスです。また、途中まで約分して止めてしまうこともあります。たとえば 12/18 を 6/9 で止めると不正解になることがあります。6/9 はさらに3で割れて 2/3。計算の最後に「もう割れないか」を必ず確認しましょう。
ミス3:帯分数・かけ算わり算での取りちがえ
帯分数のたし算・ひき算で、整数部分を計算し忘れたり、仮分数に直さずに混乱したりするミスがあります。1 1/2 は 3/2 に直すと計算しやすくなります。
かけ算・わり算では、通分がいらないのに通分してしまう、わり算で前の分数をひっくり返してしまう、といったミスが多く見られます。わり算でひっくり返すのは、割る数(うしろの分数)だけです。
ミスを防ぐには
ミスを減らすコツは、手順を声に出して確認しながら解くことです。そして最後に約分できないかを必ずチェックします。分数計算ツールを使えば、通分・約分の途中式まで表示されるので、自分のどの手順でまちがえたかを見つけやすくなります。